ファインバブルという言葉を聞いたことのある人は少ないかもしれませんね。
ファインバブル(Fine Bubble)とは、単に小さいだけの泡や一般名称である微細気泡とは違って、世界の産業界の標準化を司る国際標準化機構(ISO)で定義される固有名称である。生活の身近で見られる泡(その大部分は数ミリメートル以上の直径をもつ)よりも小さい明確なサイズと特異的な性質をもっている。とくに特異的な性質はさまざまな産業で活用できることがわかってきた。
日刊工業新聞社より https://pub.nikkan.co.jp/uploads/book/pdf_file5851e79443319.pdf
直径 1~100 ㎛の気泡であるマイクロバブルと、それより小さいウルトラファインバブルに分けられるそうです。
この分野の研究も古くからあるようですが、日本でも研究が進んでおり広島の牡蛎の養殖に用いられ効果を発揮してマイクロバブルという言葉が定着、日本がファインバブルの先進国となったのだそうです。

ナノバブルを含む水「ナノバブル水」の効果効能の研究とともに実用化、起業化がすすみ、私たちの生活の身近なところにも登場してきました。
生活の中では、最近見かけるようになった浴槽にとりつけるもの

テレビCMで、女性の太ももの油性マジックが入浴中に消えてしまうのが衝撃的でした。

この装置は、小型マグネットポンプ及び吸い込みノズル、吐出ノズル、タンクを主要構成部分としています。
ユニットバスの浴槽エプロン内部に取り付けが可能な、微細気泡発生装置となります。
発生器は吸い込みノズルから浴槽水と空気を吸引し、溶解タンクにて溶解・粉砕・余剰空気の分離排出を行い、吐出ノズルでさらに微細化し放出されるという仕組みになっています。
発生するファインバブルを用いて入浴者に対して温浴や洗浄効果が期待され、入浴の効果を高めるとされています。
メーカーのホームページでは、
効果として、浴槽から上がった後の体表面温度低下が15分間後にて3℃差となり、体表面の温度低下が少ないことが確認される。
https://i-feel-science.com/finebubble/ 株式会社サイエンスHPより
浴槽から上がった後の体表面の洗浄効果があり、目視される(テレビCM)
とされています。
同じ仕組みで、シャワーヘッド



この分野の注目度は高く、製品開発も競争が激しいようです。
早くもコピー品が出回っているようですから、メーカー純正品かどうか確かめる必要があるので注意してください。
正規品、メーカー純正品であれば責任をもってアフターケアをしてくれるはずです。